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パフューム ある人殺しの物語

深夜に重~い映画を観ちまった。

『パフューム ある人殺しの物語』

パトリック・ジェースキントという、ドイツの作家の大ベストセラーが原作。




18世紀の世界、特にフランス・パリは現代人の創造を超えるほどの悪臭だったという。

フランス貴族は3日に1回くらいしか風呂に入らなかった→体臭を隠すために香水がもてはやされた、ってのが俺の浅ーい知識(^_^;)


そんな時代のパリの中でも、ひときわ貧しく悪臭の絶えなかった魚市場で妊婦が出産する。

今まで何度もそうしてきたように、その妊婦は産み落とした子供をそのまま放置して仕事を続け、殺してしまおうとする。

けれど、今回は違った。

生まれてきたばかりのその命は自ら泣き叫ぶことで生き、母親(って呼ぶのもムカつくけどね)を子殺しの罪で絞首台に送る。

引き取られた育児所(といっても、ある程度大きくなってから売り飛ばすために”飼ってる”だけ)でジャン=バティスト・グルヌイユと名づけられたその男の子は過酷な皮なめしの仕事場に売り飛ばされるのだが、自分に超人的な才能があることに気づく。

どんな匂いでも瞬時に、的確に嗅ぎ分けられる。
それが何キロ先でも…。


ある日、パリの街中に配達のお供に連れてかれたグルヌイユはパンや食べ物、そして香水…と、今まで嗅いだことのない匂いに出会う。

まるで、知識を得るために本を読みまくるかのように。


そして、いろいろな【香り】の中でも心臓がバクバクするくらいの【香り】に出会う。

無我夢中で追い続けたその匂いの元は、プラムを売る赤毛の少女だった。

ただただその香りに酔いしれていた彼は、誤って少女を殺してしまう。

すると、香りも消えていった。

「香りを永遠に残すには、どうしたらいい?」


それから、グルヌイユのその欲望を追い求める孤独で狂気に満ちた旅が始まった…。





主人公が全くと言っていいほど喋らないので、さぞ演出には困っただろうなと思いつつ観てた。

そのグルヌイユを演じるのは無名の(と言っても、シェイクスピアの舞台とか出てたらしいが)ベン・ウィショー

共演者がすごい。

グルヌイユが弟子入りするパリの香水調合師にダスティン・ホフマン、香水の本場・グラースに住む裕福な商人リシをダイ・ハードのナカトミ・ビルを襲ったテロリストのリーダー役の(最近では『ハリ・ポタ』シリーズのスネイプ教授の方がピンとくる?)アラン・リックマンといった名優が脇を固める。

そしてリシの娘・ローラをレイチェル・ハード=ウッドという、撮影当時が15歳とは思えない美女が演じている。

ちなみに、主演のベン・ウィショーを評してダスティン・ホフマン「10万人に1人の才能だ!」と言ったそう。

俺も、ベンとレイチェルは凄い役者だと思う!!


自分の感情を全く話さない主人公、【香り】という目に見えないものがテーマということもあって、

「そんな訳あるか~い!」

と”チッチキチー”並にツッコミたくなるシーンもあるのだが、特にラストのとこや”本当の”ラストの悲しさは必見。




ps.結構、グロいシーン(人間だけでなく)があるので、大人の皆さんだけでどうぞ(笑)



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