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容疑者χの献身(小説版)

映画を観て2ヶ月近く。

ようやく読了。

もちろん、結末も知りつつ…。

直木賞受賞作品『容疑者χの献身』

細かな人物設定や、演出の部分での多少の設定変更はあるものの、ほぼ原作通りに映画は作られたんだなぁと、まず思った。

ページを読み進めていくうちに「あ~あの場面だ♪」と映像が頭に甦ってくる。

話の中心にいる人物の決意・信念を軸にした、様々な事柄の綿密なる構築は、映画の中でも同じで、観ている側の頭の中を『?』で一杯にした。

でも、決定的に違うところがある。

映画では観客に見せるだけで済むシーン、所作も、丁寧な文体で書かれている点だ。

結果としては、物語の根幹には関わっていない事柄でも。

「もしかしたら!?」と読者に考えさせる、作者の巧妙な罠(大袈裟?)でもあり、これは近年の東野作品に多く見られる。

もっとも、小説だから文章で表現するのは当たり前なんだけど(笑)

何が言いたいか?というと、登場人物の細かな心の動き、何故にそうした行為・言動に及んだのか?という事を読み解く楽しみが小説を読む場合にはあるのだけれど、映像でバッチリ観た後では、この楽しみが半減してしまう、ということ。

少なくとも、東野圭吾原作の映画やドラマを観る場合には、先に本を読んでからの方がいいのかな?と、今は思っている。

「それじゃぁ映画を100%楽しめないだろ!」

おっしゃるとおり

映画好きからすると、実に難しいところなんだよね

でも、東野圭吾ファンとして、次回からは先に読むことに決めた。

いやぁ~、でも学生時代に全くと言っていいほど本なんか読まなかった俺が、こんなにエラソーに本を語るなんて…。

実に面白い♪

容疑者Xの献身 (文春文庫) Book 容疑者Xの献身 (文春文庫)

著者:東野 圭吾
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コメント

おはようございます♪
私は映画やドラマが先の方が、読めるかも(^_^;)

【容疑者X…】読みたいなぁ(≧∇≦)♪
ガリレオ関連の本なら読破できそうです(^_^)v


私が一番本を読んでいたのは小5~6年生の頃ですね~(^_^;)
【江戸川乱歩】の怪人20面相シリーズ?
ハマりました(≧∇≦)

投稿: ま~しゃん | 2009年1月29日 (木) 08時57分

あー!僕も小学校の図書館で読みました、読みました♪
結構、面白かったですよね。

あと、たしか外国の推理小説で、金持ちの家での殺人事件を推理する人物の語り口で進む本があって、【犯人ははわかっています。けれど、捕まることはないでしょう。なぜならば、犯人は私だからです。】なんてふざけたラストの本があったのを思い出しました(笑)

投稿: 次郎ramos | 2009年1月29日 (木) 13時55分

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