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手紙

以前、ここで本の感想を書いた東野圭吾原作の『手紙』

その映画版をずっと観よう観ようと思いながら…やっと観た

小さな頃に両親を亡くした兄弟。

兄・剛志(玉山鉄二)は弟・直貴(山田孝之)を進学させるために一生懸命働いていたが、無理が祟って腰を痛め、運送会社を辞めざるをえなくなった。

途方に暮れていた兄は、かつて引越しの仕事で行った資産家の老女の家に強盗に入り、帰ってきた老女を誤って殺してしまう。

兄は強盗殺人の罪で服役し、弟は住むところも追われ進学を諦めて、寮のある会社に勤め始めた。

自分の犯した大罪を悔いている兄と、自分のせいで兄は罪を犯したのだと感じる弟。

二人を繋ぐのは『手紙』だったのだが…。


山田孝之演じる弟が目指している”夢”がバンド=ミュージシャンから、漫才師=お笑いに変わった以外は、ほぼ原作に忠実に描かれている。

とにかく、兄役の玉山鉄二が素晴らしい!!

今、いろいろ出ているイケメン俳優と呼ばれる人の中でも一番カッコいいと思ってはいたが、こんなに素晴らしい演技が出来るとは正直知らなかった。

もちろん、弟役の山田孝之も上手い。

別な目線での見所として、彼の漫才をイチオシしておこう♪

直貴が最初に入った会社の同僚で、後に深く関わっていく女性・由実子役の沢尻エリカ。

彼女が出ている作品は今回初めてまともに観たのだが、所謂”エリカ様”的なものはなく、特に最初のシーンでの純真な彼女は本当に可愛い。

そして一途な姿勢を観たら「惚れてまうがな~!」

後半、弟の直貴が就職する会社の会長(原作では社長)・平野が直貴に言うセリフが、ある意味この作品で原作者の言いたいことでありテーマな訳だが、やっぱり素直には受け入れがたい。

”罪を犯した人間はもちろん、その周りの人間も差別を受けるのは当たり前。むしろ差別しなければならない。すべての犯罪者にその罪の重さを分からせるためにも!”

「言ってる事はわかる。でもさ!」って感じで…。

ただ、映画では【新西電機】という架空の電気会社から、実在する大型家電量販店に変わったためか、幾分その発言の強さは弱くしてあるようにも思える。

演じるのは杉浦直樹。

軽い脳梗塞を患ったとのことだが、久々に観たら痩せておられて歩き方も少しご不自由を感じるものだったので、ちょっと心配…。

加害者と被害者。そしてその家族。

『贖罪』とは?

重くなるテーマだけれど、ぜひ観てもらいたい作品。

ps.ラストにオフコースの『言葉にならない』が流れる頃には、とどめの号泣

   あれは、ズルイ。


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コメント

玉山鉄二…かぁぁ~~~~っっっこいぃ~ですよねーーっっ(≧∇≦)♪


ガオレンジャーのガオシルバーでしたが、毎回ビデオに録画して、映画も観に行きましたよ~(≧∇≦)


あ、龍太郎を連れてですよ(^_^;)


【手紙】気になりますね~(*^o^*)


東野圭吾の作品…本で見ると眠くなるけど、映像で見ると面白いです(^_^;)

投稿: ま~しゃん | 2009年4月28日 (火) 09時27分

手紙でアレッ~?と反応(・o・ ))(( ・o・)? ポットさんからの、あの手紙の歌詞にも(-"-;)
それと私も又お客様宛の手紙をば~ そろそろ…映画誘ってもらわにゃ~観に行けません(笑)

投稿: どりーむ・ますみ | 2009年4月28日 (火) 21時35分

◇ま~しゃん
 決して男好きではありませんが(笑)、”タマテツ”は男前ですね~。
 ガオシルバー?
 最近、戦隊ものや仮面ライダーは完全にイケメンの登竜門ですね!
 『手紙』観てみて下さい♪

◇ますみさん
  紛らわしかったですか?すみません(^^;)
  納得いくラストではありませんが(『考える』というのも、東野さんのテーマではないかと)、是非観ていただきたい一本です。

投稿: 次郎ramos | 2009年4月28日 (火) 21時38分

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