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捜査線上のアリア

捜査線上のアリア
久しぶりの読書感想文(笑)

森村誠一 著『捜査線上のアリア』

一流銀行へ就職したものの、二流の大学卒で出世など望めず、預金獲得の厳しいノルマなどシステムにもウンザリしていた津村。

妻と二人、なんとなく銀行員として生きてきたが、何か満足いかない。

ふと思い立ち、小説を書いたところ、なんと大手出版社が主催する新人賞を獲得する。

意気揚揚と銀行に退職届を出した津村だったが、次回作になかなか着手しないまま、マスコミにチヤホヤされる怠惰な生活を送った結果、妻を芸者として働かせる羽目に。

やっと次回作を東京の出版社に持ち込んだものの、散々こき下ろされた津村は、定宿としているビジネスホテルに泊まるのだが、隣の部屋からラジオらしき音がまさに大音量で聞こえてきた。

あまりにひどいので廊下に出て注意しようとすると、逃げるように出て行く男を見かけた津村。

なおも続く”騒音”に不審に思い隣の部屋に入ると、そこには女性の死体があった…。



主人公が犯人に間違えられる、写真を使ったトリック…などなど、典型的な推理サスペンス、と思いきやラストの”大どんでん返し”に唖然

なんか、小さい頃に学校の図書館で借りて読んだ推理小説の一冊で、洋館での殺人事件を推理する主人公でストーリーテラーの医師(だったかな?)が、ラストで「犯人は捕まりません。何故なら、犯人は私だからです。」と”のたまって”たのを思い出した(笑)

いろんな意味で面白い一冊。

捜査線上のアリア (徳間文庫) Book 捜査線上のアリア (徳間文庫)

著者:森村 誠一
販売元:徳間書店
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コメント

推理小説…長くご無沙汰してますねぇ(^_^;)
小学生の頃は大好きだったんだけど…


大どんでん返し…気になりますが、さすがに注意しに廊下に出た人が実は犯人てコトはないでしょうf^_^;?


また市立図書館とか利用しようかなぁo(^-^)o

投稿: ま~しゃん | 2009年5月 4日 (月) 01時54分

◇ま~しゃん
 読書、ハマるとどんどん読みたくなりますよ♪
 本を読まなかった僕が言うので、間違いありません(笑)
 この本は、本当に意外な人物が犯人なのですが、その明かし方というかラストが、ありえないくらいの”これでもか”大どんでん返しなので、「本当に森村誠一の作品?」と疑ってしまいました…。

投稿: 次郎ramos | 2009年5月 4日 (月) 09時47分

推理小説…何だか、ワクワクしますよね。最近は、私もご無沙汰。中学の頃、シャーロック・ホームズではなく…江戸川乱歩にハマりまくり、全巻読んだなぁ。

周りは、結構シャーロック派が多かったような…。恥ずかしながら…シャーロックは、読んでません。(^^;

松本清張は、好き
夜光の階段ハマりつつあります。
結構ドロドロしたのが好きなのか…?

投稿: イルゼ | 2009年5月 4日 (月) 12時40分

◇イルゼさん
江戸川乱歩、僕も読んだ記憶がありますよ。
松本清張『夜光の階段』ですか。
早速、チェックしてみます☆
アザーッス!

投稿: 次郎ramos | 2009年5月 4日 (月) 20時56分

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