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赤い指

赤い指

直木賞作家・東野圭吾の受賞後、第一作。

『赤い指』

いやぁ~。

読みたいと思って、人に言って、ここにも書いて…。

や~っっと読んだよ

捜査一課に所属する松宮修平は、小さい頃から面倒を見てくれた叔父で加賀恭一郎の父でもある加賀隆正を見舞っていた。

松宮や彼の母で隆正の実妹である克子以外には全くといっていいほど見舞いに訪れる事のない病室には、対局の途中と思われる将棋盤があった。

聞くと、ここの看護婦さんと指しているのだと言う。

父親が余命幾ばくもないのにも関わらず、いっこうに病室に来ようとしない恭一郎に憤りさえ覚える松宮。

そんなある日、とある公園で少女の死体が発見され、その様子から殺人遺棄事件と断定された。

捜査一課と所轄による合同捜査本部が設置されて、松宮は練馬署勤務の恭一郎と組むことに…。

物語の出だし、同時進行している別の舞台があるのだが、ここではあえて書かないでおく。

「犯人は誰だ」的な物語ではない(最近の東野作品の特徴でもあるけど)のだが、話の展開、幾つかの作品に登場している名刑事・加賀恭一郎の洞察力と事件解決の”方法のひとつ”、そして加賀自身の事など興味深い。

犯罪に対する人間の捉え方。

普通の人間であれば当たり前に考えられる事=倫理観だけど、もし自分が加害者、または加害者の身内になったら?

「平凡な家庭など、この世にひとつもない。

   外からだと平穏な一家に見えても、みんないろいろと抱えているもんだ」


物語の結末もだがそれに至る、タイトルにも通じる最後の”意外な真実”には、いろいろと考えさせられ、涙も溢れてきた…。

長編ではあるけれど一気に読める作品なので、【読書の秋】にどうぞ♪

赤い指 Book 赤い指

著者:東野 圭吾
販売元:講談社
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