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使命と魂のリミット

ハマると一気に読む癖がある俺。

昨晩、夕食前に読み始め結局、話に惹きこまれて今朝の未明に読了してしまった

使命と魂のリミット

東野圭吾『使命と魂のリミット』

「あたし、医者になる。医者になって、お父さんみたいな人を助ける。」

中学三年の秋、父を胸部大動脈瘤切除の”手術”で亡くした氷室夕紀は、母の百合恵に向かってそう宣言した。

そして帝都大医学部を卒業した彼女は研修医として今、最終目標である心臓血管外科で研修プログラムを受けている。

自分の目標に向かって研修医としてのある意味、普通の医師よりも過酷な日々を送る夕紀には、あの日の言葉とは別の、もっと大きな動機があった。

それは指導医はもちろん、周りの人間、そして母親さえにも隠し続けていることだった。

そんなある日、夕紀は病院の駐車場の柵に繋がれた犬が首輪に挟まれた紙切れを不快そうにしているのを見つける。

犬に近づきその紙切れを取ってやる夕紀。

その紙には文字が書いてあった…。

実に面白い

が、東野作品恒例の(?)いろんな登場人物の視点で描かれるストーリーのため、ネタバレになってしまうため、非常に説明するのが難しい

読むとすぐに夕紀が医師を目指す本当の理由、そして帝都大病院を選んだ理由がわかってくる。

もちろん、母親の百合恵にも本当のことを話せない理由も当然絡んでくる訳だが。

そこへ病院にある事件が起こり、いろんなことが重なってくる。

事件に関係している人物の描写、事件を担当する刑事と夕紀との意外な関係などなど、本当にいろんな事が伏線になっていて、読み返すこともしばしば。

そして最後に一本に繋がっていく。

特に後半の息を呑むようなスリリングな描写は、さすがは東野圭吾

夕紀の父親が生前、彼女に話した言葉がある。

『人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持っているものなんだ』

登場人物のそれぞれが持つ【使命】

そして、それぞれの【魂】

俺は、あなたは、自分に課せられた【使命】を果たしているだろうか?

読み終えた後には、涙と不思議な幸福感が残った…。

使命と魂のリミット (角川文庫) Book 使命と魂のリミット (角川文庫)

著者:東野 圭吾
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コメント

へぇ~( ̄∀ ̄)
で?で?続きは続きは??


とってもとっても気になりますが、東野圭吾は読者を寝不足にしちゃいますからね(^_^;)


ハマるのが怖い


で、内容は(^∀^)ノ?
ラストは(^∀^)ノ??


近々ドラマ化か映画化されませんけぇ?(^w^)


カッコウの卵がなんちゃら…という本も気になっています(^_^;)

投稿: ま~しゃん | 2010年7月 7日 (水) 13時20分

◇ま~しゃん
 確かに読者を寝不足にしやがる本ですよね
 内容?
 読んでください(笑)
 東野作品は、この何年かでそりゃあもう映像化されっぱなしです。
 原作とはまた違った面白さもあるので、ぜひどうぞ

投稿: 次郎ramos | 2010年7月 8日 (木) 10時21分

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