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バベル

数年前の映画をスカパーでようやく観た。

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『バベル』

監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

主演:ブラッド・ピット

モロッコの険しい山で暮らす家族。

山羊を放牧しているのだが、ジャッカルに襲われることが多かったため、父親は1挺のライフルを買ってきて、放牧の仕事を任せている幼い息子2人に渡す。

弟の方が腕がいいのが気に食わない兄は、暇を持て余していたある日、山でライフルを放つがなかなか狙ったところに当たらない。

馬鹿にする弟に兄は「じゃあ、あれに当ててみろよ」と、かなり距離のある山の麓を走っていた1台のバスを指差す。

弟が構えて2発目の弾丸を放つと、しばらくしてバスが止まった…。

そのバスの中。

アメリカ人のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)の夫婦は互いの気持ちがすれ違い、ギクシャクしていた。

その時、「パンッ!」という音と共にスーザンが崩れた。

隣にすわっていたリチャードが心配してスーザンを抱き寄せると、鎖骨辺りから大量の血が流れていた…。

日本。

バレーボール大会で、聾唖の娘を応援している父親(役所広司)。

その娘・チエコ(菊地凛子)は、思春期真っ直中。

障害を抱えているため、肉親である父にも周りの人間にも、自分の気持ちや感情をうまく伝えることができなかった。

そして、葛藤していた…。

アメリカ。

マイク(ネイサン・ギャンブル)とデビー(エル・ファニング)の2人兄妹のベビーシッターをしているアメリア(アドリアナ・バラッザ)は、故郷のメキシコで行われる息子の結婚式に出席する予定だった。

しかし子供の父親からの電話で、引き続き面倒を見てもらうように頼まれるアメリア。

知り合いに代わりを頼むものの断られた彼女は、仕方なく無断で2人の子供をメキシコへ連れて行く事に。

楽しい宴が終わり、さすがにその日のうちに戻らねばと思ったアメリアを甥のサンチャゴが車で送るのだが…。

一見、世界の様々な場所で起こるオムニバスのようだが”言葉が通じない”、”心が通じてない”人々を、1発の銃弾が一つに結びつけていく数奇な物語。

『バベル』とは旧約聖書に出てくる街のことだが、【混乱】という意味がある。

観ている側も、ちょっと「ん?」と戸惑うような作りになっているだけど、それぞれの登場人物の置かれた境遇や背景などを深く考えさせられる秀作だと思うよ

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