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破弾 -刑事・鳴沢了-

破弾ー刑事・鳴沢了ー

刑事・鳴沢了シリーズの第2弾。

堂場瞬一『破弾』

刑事として、人間としての責任に苛まれた末に故郷の新潟を出た鳴沢了。

しかし、”刑事として生まれてきた”鳴沢は、やはり刑事にしかなれなかった。

中途採用で警視庁に入った鳴沢だったが、あの事件(『雪虫』)以来、刑事という仕事が本当に天職だと言える自信を持てないでいた。

また、赴任した多摩南署では、新潟県警からの中途採用を”コネ”と揶揄する周りからも敬遠され、大きな事件を任されることなく、専ら資料室で過去の事件と対峙していた。

そんなある日、公園でホームレスが襲われるという事件が発生し、鳴沢は現場に行くように命令を受ける。

そこには、もう一人の”厄介者”小野寺冴が来ていた。

彼女も、ある噂(事実でもあるのだが)によって、周りから敬遠される存在なのだった。

現場では確かに傷害事件が発生した。

目撃者もいる。

だが、肝心の被害者が現場から姿を消しているのだった。

何故?

”沢ちゃん”と渾名しかわからないホームレスを追って、二人の雲を掴むような捜査が始まった…。

前作で大きな心の傷を負った鳴沢了が、”本当に刑事は天職なのか”、”刑事をやっていていいのか”悩みながらも、境遇や性格が似ている小野寺冴と事件を追いながら、徐々にではあるが、本来の自分を取り戻しつつある。

しかし…。

あまりに悲しい人生だなぁ~。

というのが率直な感想。

詳しく書くと、もし読もうと思っている方に悪いから書けないけれど、こうも自分のやっている事によって起きる”結末”が悲しいものだと…

実際、警察という職業に就く人には大小はあるだろうが、このような立場になる可能性はあるわけで…。

何か大きな物に動かされているような、鳴沢了のこれからが気になって仕方がない!

次作『熱欲』を探してるんだけど、なかなかBook Offにないんだよね

どっかで見かけたら教えて蝶野正洋

破弾 (中公文庫) Book 破弾 (中公文庫)

著者:堂場 瞬一
販売元:中央公論新社
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コメント

認識しました。
もしも、発見の暁には書き込みいたします。

オンラインには在庫が在るみたいですが、もろもろ考えると実店舗が良いですよね。

http://www.bookoffonline.co.jp/old/0012807042

投稿: | 2011年1月19日 (水) 20時25分

◇?さん
 ん?
 もしかしたら、ばうさんかな? 
 ありがとうございます!!
 続き物は順番に読まないとねぇ~
 よろしくお願いします
 

投稿: 次郎ramos | 2011年1月20日 (木) 10時19分

うひゃ、名前を打たずに送信してしまいますた!

なかなか無いですね~。
伊敷のGEOには野球絡みのタイトルのは有ったんですが・・・捜査を続行します!

投稿: ばるばすばう | 2011年1月20日 (木) 19時49分

◇ばるばすばうさん
ありがとうございます
見てくれてるんですね
こ、こんなに嬉しい事はない…(byアムロ)
堂場瞬一さんは、スポーツを題材にした小説と警察小説を得意としているようです
それにしてもばうさん、行動範囲が広いですね

投稿: 次郎ramos | 2011年1月21日 (金) 23時07分

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