RED
出てくる豪華俳優陣がまぁ面白くて、カッコいい
『RED』
フランク(ブルース・ウィリス)は、隣の人が挨拶を欠かさないような穏やかな街に住む年金受給者。
唯一の楽しみは、年金係のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)との他愛もない電話での会話。
そのために彼は毎回のように、送られてくる小切手を破いては
「実は小切手が届かないんだ。話は変わるけど…」
なんて話し、密かな恋を育んでいた。
そんなある夜。
フランクの家を武装した何者かが襲撃してきた!
難なくその集団を一人残らず始末するフランク。
彼は伝説とまで言われた、元CIAの凄腕エージェントだったのだ。
電話が盗聴されていたはずと踏み、サラの身の危険を察知したフランクは急いで彼女の元へ。
訳がわからないサラを半ば無理矢理に連れ出した彼は彼女をモーテルのベッドに縛りつけ、かつての上司で今は末期の肝臓がんのために施設に入っているジョー(モーガン・フリーマン)の元を訪ねる。
フランクが持ってきた”情報”などから、組織が何かの理由でフランクの命を狙っていると推測するジョー。
その頃、自力で縛りを解き警察に通報したサラのもとへ、彼女を連れ去ろうと若きCIAエージェントのクーパー(カール・アーバン)が向かっていた…。
なんとかサラを救出したフランクは、かつての同僚で宿敵でもあるマーヴィン(ジョン・マルコビッチ)や元MI6のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)に協力を養成するのだった…。
タイトルの【RED】とは
Retired(引退した)
Extremely(超)
Dangerous(危険人物)
まさに年休受給者となって第一線から身を引いた奴らが、現役バリバリの連中をコテンパンにやっつける痛快アクション映画に仕上がっている。
なかでも『クィーン』ではエリザベス女王を演じたヘレン・ミレンがマシンガンをぶっ放すシーンなんて、それまでの彼女のキャリアからすれば想像もしなかったから、それは面白い
脇役では『エア・ウルフ』で主人公を助ける技師役が未だに印象深い、御年94歳のアーネスト・ボーグナインがいい表情してるし、今までは”いい人”イメージしかなかったあの役者がラストでは…とか、意外に見どころ満載
俳優陣がみんな楽しそうに演じているのが良く伝わってきて、TSUTAYAのレビューにもあるように、なるほど
”思っているより面白い”
映画なのである
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RED/レッド [DVD] 販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |
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コメント
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ DVDを持ってるのに、まだ観てませんがよ
次郎ramosさんの詳しい解説で、みてみたくなりました
投稿: ポット | 2011年10月16日 (日) 15時32分
◇ポットさん



持ってらっしゃるんですか
スゲー♪
メチャクチャ爽快感を味わえますよ
ブルース・ウィリスは『ダイ・ハード』そのままにダイハツのCMのコミカルさをミックス
他のみんなも、それそれは楽しそうで必見です
投稿: 次郎ramos | 2011年10月20日 (木) 13時22分